メリットの多い生ローヤルゼリー
ローヤルゼリー製品は、生ローヤルゼリー・乾燥ローヤルゼリー・調整ローヤルゼリーの3つのタイプに分けられます。
生ローヤルゼリーは巣から採取したローヤルゼリーそのものです。新鮮で成分が劣化しておらず、高い効果が期待できます。
生ローヤルゼリーは未加工のローヤルゼリー
生ローヤルゼリーは、採取したローヤルゼリーから不純物を取り除いたもので、加工されていない生の状態のものです。
・生ローヤルゼリーは新鮮
ローヤルゼリーはミツバチの巣から採取されます。王台と呼ばれる女王蜂の幼虫専用の小部屋に幼虫を移すと、働き蜂がローヤルゼリーを王台に貯め始めます。それを手作業で採取したものが生ローヤルゼリーです。
日本の業界団体である「(社)全国ローヤルゼリー公正取引協議会」の規約では、幼虫を王台に移してから72時間以内に採取したものだけが生ローヤルゼリーとして販売できると定められています。
生ローヤルゼリーはとても新鮮で、成分が劣化していないため高い効果が期待できます。
・デセン酸が一定量以上含まれている
全国ローヤルゼリー公正取引協議会の規約では、生ローヤルゼリーとして販売するにはデセン酸の含有量が1.40%以上であることが求められています。
デセン酸はローヤルゼリー特有の成分で、多くの健康効果と美容効果があることが研究で確認されています。デセン酸はローヤルゼリーの効果の中心となる成分であり、デセン酸の含有量が多いほど品質が高いとされています。
販売されている生ローヤルゼリーにはデセン酸が一定量以上含まれており、高い効果が期待できます。
生ローヤルゼリーのメリット
生ローヤルゼリーには、加工された製品にはない多くのメリットがあります。
新鮮で高い効果が期待できる
生ローヤルゼリーは、ミツバチが貯め始めてから72時間以内に採取されたもので、とても新鮮です。
ローヤルゼリーは、鮮度が落ちると健康効果が低下してしまいます。
例えば、ローヤルゼリーには高い疲労回復効果がありますが、高めの温度で保存したローヤルゼリーはタンパク質が変質してしまい、疲労回復効果が著しく低下することが確認されています。
新鮮な生ローヤルゼリーは成分が劣化しておらず、高い効果が期待できます。
ローヤルゼリーは健康効果を得るために摂取するものであり、この点は非常に大きなメリットです。
添加物が入っていない
生ローヤルゼリーには添加物が入っていません。そのため、添加物による身体への影響を心配する必要がありません。
ローヤルゼリー製品には添加物の入った調整ローヤルゼリーもありますが、調整ローヤルゼリーは6分の5近くを添加物が占めるものであっても販売可能です。
生ローヤルゼリーには添加物が入っておらず、調整ローヤルゼリーに比べて多くの有効成分を摂取することができます。
摂取量を調整しやすい
生ローヤルゼリーはクリーム状であり、好きな量をスプーンで取って使用します。そのため、摂取量を自由に調整することができます。
疲れているときに少し量を増やしてみたり、お腹の調子が悪いときには量を減らしてみたりといった調整が、生ローヤルゼリーであれば簡単です。
また、栄養補助食品の認定制度の運用を行っている「日本健康・栄養食品協会」によれば、ローヤルゼリーの1日の摂取量は500mgから3,000mgが目安とされています。
この目安量は生ローヤルゼリーの量です。1日の摂取量を調べてみたいと思った場合、加工されたローヤルゼリーは生の状態に換算する必要があるため、計算がやや面倒です。
生ローヤルゼリーであれば計算の必要がなく、目安量の範囲に摂取量を調整するのも容易です。
好きなものに混ぜて摂取できる
ローヤルゼリーはクリーム状なので、好きな飲み物や食べ物に混ぜて摂取することができます。そのため、錠剤を飲むのが苦手な人にも適しています。
また、日によって混ぜるものを変えれば、飽きることなくローヤルゼリーの摂取を続けることができます。
生ローヤルゼリーには独特の風味がありますが、味の濃いものや乳製品に混ぜると飲みやすくなります。ローヤルゼリーを混ぜるものとしては、ヨーグルト・牛乳・ジュースなどが人気です。
変わった食べ方として、生ローヤルゼリーを凍らせてシャーベットのようにして食べる方法もあります。
まとめ
生ローヤルゼリーは未加工のローヤルゼリーです。
ローヤルゼリーは熱に弱く、高温で保存すると効果が低下してしまいます。生ローヤルゼリーは新鮮で成分が劣化しておらず、高い効果が期待できます。また、添加物が入っていないため安心して摂取できるほか、摂取量の調整も簡単です。
高い効果が期待できる生ローヤルゼリーを、毎日の生活に取り入れてみることをおすすめします。