産地でローヤルゼリーを選ぶ
ローヤルゼリーを選ぶ基準のひとつに「産地」があります。ローヤルゼリーは産地によって品質・価格・安全性などが異なり、購入者が何を重視するかによって選ぶべき産地も違ってきます。
ローヤルゼリーの産地ごとの特徴をご紹介します。
ローヤルゼリーは産地で特徴が異なる
ローヤルゼリーは、産地によってさまざまな違いがあります。
産地ごとの違いをみる際には、以下の点に注意して比較してみましょう。
- ・品質
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ローヤルゼリーは、ミツバチが生産する自然食品です。ミツバチは花粉や蜜を原料にしてローヤルゼリーを生産するため、産地の環境によってローヤルゼリーの品質は異なります。
一般的に、ローヤルゼリーは有効成分のデセン酸の含有量が多いほど高品質といわれています。製品を選ぶ際には、デセン酸の含有量を比較してみましょう。
- ・価格
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ローヤルゼリーは手作業で採取されるため、生産にコストがかかります。人件費の安い産地は、ローヤルゼリーを安価で生産できます。
ローヤルゼリーは長く摂取を続けることが大切であり、継続しやすい価格であることは非常に重要です。
- ・鮮度
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生ローヤルゼリーは生鮮食品であり、鮮度が重要です。日本に近い産地は、輸送に時間がかからず鮮度を高く保てます。
- ・安全性
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ローヤルゼリーは輸入時に厳しい検査が行われており、安全性が比較的高い健康食品ですが、産地によって安全性に差があるといわれています。特に国産品は安全性の高さから人気を集めています。
産地別の特徴
日本には多くの国からローヤルゼリーが輸入されています。また、日本国内でもローヤルゼリーが生産されています。
それぞれの産地の特徴をご紹介します。
日本
日本で流通しているローヤルゼリーの99%は外国産ですが、国産のローヤルゼリーも販売されています。
国産ローヤルゼリーは厳格な品質管理のもとで生産されており、安全性の高さが魅力です。また、輸送に時間がかからないため鮮度が良く、高い効果が期待できます。
その一方で、国産ローヤルゼリーは生産量が少なくとても貴重です。そのため、価格が輸入品に比べて高額です。
中国
日本で流通しているローヤルゼリーの約95%は中国産です。
中国は土地が広大で人件費が安く、その影響から中国産ローヤルゼリーはとても安価です。
また、流通量が多く、あらゆる製品に利用されているため、製品の選択肢が広いのもメリットです。
台湾
中国産の次に流通量が多いのが台湾産で、全体の3-4%程度を占めています。
台湾は温暖な気候で養蜂に適しており、高品質なローヤルゼリーの産地として知られています。また、採取した後すぐに冷凍保存を行うなどの工夫が行われており、鮮度の高いローヤルゼリーが日本に輸入されています。
さらに、国産品に比べると安く購入できる点も魅力です。
タイ
タイ産ローヤルゼリーには有効成分のデセン酸が多く含まれており、タイは高品質なローヤルゼリーの産地として知られています。タイは気候が温暖で養蜂に適しており、ローヤルゼリーの原料となる蜜や花粉を提供する植物も豊富です。
また、タイ産は国産品に比べて安い価格で購入できます。
日本で流通しているタイ産ローヤルゼリーは、生ローヤルゼリーが中心です。タイ産の製品は1kgや500gといったサイズの大きなものが多いため、購入する際は鮮度が落ちないよう保存に十分注意する必要があります。
ニュージーランド
日本に輸入されているニュージーランド産ローヤルゼリーは、サプリメントが中心です。
ニュージーランド産のサプリメントは内容量が多く、1日あたりの費用を安く抑えることができます。
また、ニュージーランドはハチミツの産地であり、ローヤルゼリー入りのハチミツも多数輸入されています。
何を重視するかによって選ぶべき産地は異なる
以上のように、ローヤルゼリーは産地によって製品の特徴に違いがあります。
そして、選ぶべき産地は購入者が何を重視するかによって異なります。
例えば、製品の鮮度や安全性を重視して価格は高額でも構わない場合は、国産品がおすすめです。それに対して、なるべく安い製品が欲しい場合は中国産が最適です。また、品質と価格のバランスを重視する場合は、台湾産やタイ産が有力な選択肢になるでしょう。
ローヤルゼリーを選ぶ際には、産地ごとの特徴を把握するとともに、自分が何を重視して製品を選ぶのかを明確にしておくことが大切です。
さまざまな産地の中から自分にあったローヤルゼリー製品をみつけて、健康と美容に役立てることをおすすめします。